暗闇を優しく照らしてくれる照明。 その灯りは、壁に反射することによって 一層、明るさを感じさせてくれます。 そのことを改めて、勉強させていただいた コイズミ照明さんの灯りセミナー。
タイトルは、照明デザイナーの引き出し 「壁」。資料の表紙からインパクト大! 最近は、黒やモノトーンのコーディネート が多く、同じ照度があっても壁や床の素材 や色によって、部屋の明るさの感じ方が 全然違うとのこと。 実際のブースをご用意いただき、その違い を確認できました。
写真は、セミナーが終わった後、全体照明 がついてる中でのものですが、それでも 一目瞭然に黒のブースは暗く感じます。 実は黒系の素材でも、明るく感じる手法が あることを教えて下さいました。 それは、黒系の壁に、アートを飾ったり、 カウンターにグリーンを置き、そこへユニ バーサルダウンライトで当てると、なんと いうことでしょう!そのアイテムが光を受 けとめ、反射し、とても周りがほんのり 明るくなったではありませんか! 実際の様子の写真をお見せできないのが 残念ですが、本当に、明るく感じました。 これからのご要望で、黒系の素材で床や 壁などを選ばれた際には、このことを意識 して、提案して行こうと思います。 その他にも、メキシコを代表する建築家の 一人、ルイス・バラガンの名作、ヒラルディ 邸の紹介されました。
(写真は、インターネットから拝借)
壁と照明,自然光の関係性 | 富山の住空間コンシェルジュ:宮原優子~物件探しからリノベーションまでトータル提案~ (屋外の写真) この空間は、照明を設置せずに黄色いガラス で自然光を取り入れているそう。 しかも、丸い鏡のようなオブジェは、光を 拡散させるためにあるとのこと。 この反射物や、自然光をとりいれ計算され つくしている写真をみて、しみじみ、これ からの空間提案も、考えつくしていくこと の大事さも同時に感じました。 今回のセミナーを受けて、ルイス・バラガン の建築を実際みてみたい!と思いました。 写真でみるのと、実物はまた、感じ方が違う でしょう。 また、行きたいところが一つ増えました! それを目標に、今日も一日、がんばろう !
++++++++++++++++++ 余談ですが、、、 ルイス・バラガンの建築の写真をみて、ふと 8年目に、スイスを旅した時に立ち寄った、 フランツ・フエグのカトリック教会を思い出 しました。
外観は、シンプルなのに、中は、、、
大理石の石の模様が、光によって浮かび上 がっていてとても神秘的に感じたことを思い 出して、写真を探していたら見つけたので、 掲載しました!
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