昔ながらの番台のある銭湯。

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番台のある銭湯。

 
写真はイメージで、Wikipediaより拝借。
 
この風景が残っている銭湯が少なくなって
 
きてますが、先日、東京でカプセルホテル
 
に宿泊した際、近所の番台のある銭湯に
 
行ってきました。
 
その名も世界湯。
 
下足箱もレトロ。
 
手前側から女湯に入ります。
 
これから先は写真撮れないですが、
 
懐かしき番台で入浴料を支払い(おじ
 
ちゃんだったので、少しドキドキ笑)
 
いよいよ中へ。
 
最初に飛び込んできたのは、富士山の
 
絵🗻
 
よく壁画に富士山が描かれますが、こん
 
な記事がありました。
 

■東京の銭湯「キカイ湯」のペンキ絵が発祥

「銭湯に初めて富士山が描かれたのは大正元年です。東京都千代田区猿楽町にあった銭湯『キカイ湯』の経営者が施設を増築する際、「子どもたちに喜んで湯船に入ってほしい」と浴室の壁にペンキで絵を描くことを発案したそうです。そして、川越広四郎という絵師が、故郷の富士山を描いたのがはじまりだといわれています」(日本銭湯文化協会)

銭湯の壁に絵が描いてあるのは今でこそあたりまえだが、当時は画期的な発案だったようだ。ちなみに「キカイ湯」は1971年に廃業している。現在は、その跡地に「富士山の背景画の発祥地」であることを示すプレートが残されているとのこと。

なぜ、富士山が描かれたかというと、

富士山は日本を象徴する山で、造形も

美しく、末広がりでとても縁起がいい

ことが伝わり始めたとの事です。

いよいよ、入湯。

あつっ!あっでも、なんだか優しい熱さ。

しかも、滑らかな感じ。

お客様の層はやはり、高め。

8割くらいが70代以上かな。

おばあちゃんが一人で背中を洗おうと

してたので、流して差し上げたいなと

思っていたところ、隣の女性が声をかけ

て、そのおばあちゃんの背中を流してい

ました。

これだぁ。下町のあったかい風景。

銭湯って、ご近所さんと裸でコミュニ

ケーションがとれる場所。

裸だからこそ、包み隠さず話せることも

あるんでしょうね。

いつもは、シャワーなど完備された温浴

施設に行ってる私ですが、30年以上振り

に入った番台のある銭湯。

改めて、昔ながらの入浴スタイルと、

人々の温かさに触れられた貴重な体験

となりました。

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ライフ・コンシェル三粋 宮原 優子

 

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