番台のある銭湯。
■東京の銭湯「キカイ湯」のペンキ絵が発祥
「銭湯に初めて富士山が描かれたのは大正元年です。東京都千代田区猿楽町にあった銭湯『キカイ湯』の経営者が施設を増築する際、「子どもたちに喜んで湯船に入ってほしい」と浴室の壁にペンキで絵を描くことを発案したそうです。そして、川越広四郎という絵師が、故郷の富士山を描いたのがはじまりだといわれています」(日本銭湯文化協会)
銭湯の壁に絵が描いてあるのは今でこそあたりまえだが、当時は画期的な発案だったようだ。ちなみに「キカイ湯」は1971年に廃業している。現在は、その跡地に「富士山の背景画の発祥地」であることを示すプレートが残されているとのこと。
なぜ、富士山が描かれたかというと、
富士山は日本を象徴する山で、造形も
美しく、末広がりでとても縁起がいい
ことが伝わり始めたとの事です。
いよいよ、入湯。
あつっ!あっでも、なんだか優しい熱さ。
しかも、滑らかな感じ。
お客様の層はやはり、高め。
8割くらいが70代以上かな。
おばあちゃんが一人で背中を洗おうと
してたので、流して差し上げたいなと
思っていたところ、隣の女性が声をかけ
て、そのおばあちゃんの背中を流してい
ました。
これだぁ。下町のあったかい風景。
銭湯って、ご近所さんと裸でコミュニ
ケーションがとれる場所。
裸だからこそ、包み隠さず話せることも
あるんでしょうね。
いつもは、シャワーなど完備された温浴
施設に行ってる私ですが、30年以上振り
に入った番台のある銭湯。
改めて、昔ながらの入浴スタイルと、
人々の温かさに触れられた貴重な体験
となりました。
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ライフ・コンシェル三粋 宮原 優子
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