魂がふるえた、塩田千春展。

ベルリンを拠点にグローバルに活躍する

アーティスト、塩田千春さん。

記憶や不安、夢や沈黙など、とても繊細

でパーソナルな世界をインスタレーション

やパフォーマンスの形で表現しています。

その塩田千春さんの過去最大の個展が

森美術館で開催されてます。

いきなりの、インパクトある作品。

赤色は、糸で作られていて、まるで何本もの

細い糸が生命力を持ったように空間を張り

めぐらされてました。

赤に対して黒の糸。

まるで、沈黙や静止、普遍を表現している

よう。

中でも、一番、感銘を受けたのは、この

作品というか、作品のコメントを読んだ

あと、後からじわじわとその意味の深さ

を感じた作品。

 
第三の皮膚は、居住空間。
 
私たちが住んでいる居住空間は、
 
壁やドアや窓で守られています。
 
その、居住空間の内と外の境界として
 
存在する窓。それを皮膚と、表現して
 
いるところに、私の魂が震えました。
 
作品で使われている窓などは、再開発
 
が進む当時のベルリンで廃棄された窓。
 

 

 

その他にも、440個のスーツケースが

 

 
赤い糸で吊るされ、天へと続く階段の
 
ようになだらかに上昇していくこの作品。
 
人々の旅路を示唆するスーツケースは、
 
これから行く先の、ワクワク感を予感させ
 
ます。そして、この、スーツケースのいく
 
つかには、驚きの仕掛けが!!
 
その仕掛けについては、ぜひ、森美術館へ
 
足を運んで観てみてください!!
 
そして、最後は、魂について、触れられて
 
いました。
 
塩田氏が、10歳のドイツの子供たちに「魂」
 
について質問し、それについて答える様子を
 
映したものでした。その中の子供の1人が、
 
とっても好きな子に告白して、振られたら
 
僕の魂は、崩壊するだろう。と語っている 
 
男の子がいました。
 

いろんな作品を通じて、魂について考えさせ

られ、まさに、魂がふるえた個展でした。

魂について、皆さんはどう感じますか?

この個展を通じて、ひょっとしたら何か

感じることがあるかも!?しれませんね。

10月27日まで、東京、森美術館にて開催

されてます。

詳しくは、こちらをどうぞ。

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ライフ・コンシェル三粋 宮原 優子

 

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